再現 菱小花入金襴(朱) 数寄屋袋
再現 菱小花入金襴(朱) 数寄屋袋
(S-22P)
高さ15cm 横22cm マチ4.5cm
重さ370g
素材 外側:絹75%・両面蒸着糸25% 内側:レーヨン
マグネットによる開閉
生地・織・仕立て:日本
※柄の位置が写真と異なる場合もございます
菱小花入金襴とは
この金襴の本歌は小さな裂二辺ですが、ヨーロッパのどこかの国で作られたものだと考えます。いつの日か日本にたどり着き、何かに利用されてわずかに鈴木一のコレクションの中に残るだけです。この裂が訴えかける裂の声を聴き茲に織り上げてみました。初めて両面金箔を使ってみました。その効果はランダムにキラリと光る部分が出来、煌びやかな演出が出来ました。
本歌の経糸(縦糸)は絹で、緯糸(横糸)は木綿です。緯糸の木綿の糸に金箔紙を巻きつけていますが、緯糸に木綿を使用して金箔紙に隙間を空けて糸作りをしたのには何か理由があったと思います。そんなことに思いを馳せていると楽しい時間が流れていきます。海外との染織文化交流が盛んになれば、生産国や技術もいずれ解明されることと思っています。