古渡更紗 鶏頭手金更紗 革名刺入れ
古渡更紗 鶏頭手金更紗 革名刺入れ
(KME-6)
高さ11.4cm ヨコ7.3cm マチ1.3cm 重さ30g
素材 :綿100%、牛革
オープンポケット3、カードポケット2
生地・染め・仕立て:日本
柄の位置が写真と少し異なる場合もございます
16世紀後半から17~18世紀にかけて、インドに於ける木綿布への染色技術は、優れたものであり、最初にこの更紗類のエキゾチックな文様や色彩(鮮やかな赤と藍)に魅力を感じ、優品を持ち帰ったのは、イギリス・ポルトガル・スペイン・オランダ・フランスなど西欧諸国の商船であった。(イギリスの東インド会社・オランダの東インド会社が有名。)その後 好みに応じた構図のものを発注制作さすようになり、中国、日本もそれにならい、特徴のある構図のものも依頼し、制作されたものと考えられている。このころ渡来した更紗を古渡更紗と言います。この古渡更紗模様で作られた名刺入れです。ポケット3つカードポケット2つ付いており大変美しく重宝します
鶏頭手金更紗とは
当研究所のコレクションにありますが、インドの草花模様で鶏頭(原産は東南アジアで中国を経て古く日本に渡来)の花に似たので、古人が名付けたようです。古文献「増補華便覧」「更紗図譜」などにも記載されています。